今年の6月に色彩検定UC級を受けたいです。
色彩検定UC級を受ける理由は、
私自身がデザインの仕事でいつか必要になるかもしれないと思ったからです。
過去のグラフィックデザインの仕事では、小さい規模の事務所だったので、ユニバーサルデザインを扱うことはありませんでした。
しかしこれからデザインの経験を積めば、
・見やすさ
・わかりやすさ
・伝わりやすさ
が大切だと気づき、
ターゲット層によってはユニバーサルデザインが必要になってきます。
例えば日本の場合は高齢者が多く、人間は歳を重ねると水晶体が黄変し青い色が暗く見えるそうです。
なので高齢者がターゲット層になればそういった配慮も必要になります。
他にも夫の友達で焼き肉を食べるとき、肉が焼けているか見分けが難しい方がいて、
焼く前の赤いお肉と、焼いてから茶色に焦げ目がついたお肉は違いがわかりにくいそうです。
さらに私の兄も赤と緑の識別が難しいと言っていました。
車の免許を取って問題無く走れているのでそこはなんとかいけるようです。
私自身もADHDだし、仕事でかなり苦労したので、
発達障害でももっと配慮できる世の中になればなと本気で考えた過去があります。
4年前、障がい者手帳を取って障がい者雇用で仕事を探したことがあるけど、
デザインの仕事でもPhotoshopでの画像加工しか無くて、
遠い場所にもデザインの求人はあるけど、
最低賃金でさらに利用料を引かれるので経済的に困る立場である障がい者に優しくありません。
なのでクローズでスーパーの品出しの短時間パートをしていました。
それからピルを変えてからPMDD(月経前不快気分障害)が楽になり、フルタイムで働けるようになったので、
もう障がい者手帳を更新することをやめ、
クローズでフルタイムの仕事を探しています。
ADHDに関しては、苦手な職種さえ避けていれば問題無かったです。
過去にコンサータなどのADHDの薬を飲んでいたけど、PMDDのイライラ症状が強くなりやめました。
私は、事務の仕事が壊滅的にダメダメで、もう一生することはないでしょう。
他にも飲食や丁寧な接客を要する仕事も無理です。
(事務の仕事を2年程して鬱になって強制退職したことがあります…)
ちょっと話がずれてしまいました(;^ω^)
私の近所にも車椅子で生活している女性の方がいて、
いつも闇をかかえてそうであまり元気そうにみえません。
挨拶しかしない仲ですが、元気で明るく人生を楽しんで欲しいと
こっそり願っています。
他にも妊娠を経験して、妊娠中の苦労を知り、
たまに電車で妊娠のマークをつけている方がいれば、
席を譲りたいと思うようになりました。
色彩検定でユニバーサルカラーを学べば、多様性を知るきっかけになります。
UC級を勉強するまでは、高齢者の見え方や、赤や緑の識別が難しい方の視点を考えたことがありませんでした。
今の時代、多様性が大事と言われていますが、学ぶ機会がないと気づかないものですね。
デザイナーの仕事柄、センス良くカッコイイデザインや、売り上げに直結するデザインを求められることも多いですが、
ユニバーサルデザインも頭の片隅に入れておくことで、
ちょっとした配色やフォント、レイアウトの違いで、
人を助けることができるのではないかと思います。
多くの視点に立ってデザインすることができるデザイナーになりたいです。
今週のお題「2024年にやりたいこと」