34歳。30代前半も残り1年となりました。
夫と1歳の子どもがいて、私は求職中だけど夫のおかげで生活はできている現在。
世間から見たら小さい子供がいるファミリーなんだなと実感。
私自身はクセが強すぎて結婚できたのが不思議で仕方ないです。
(夫も頷いています笑)
26歳で結婚してからも子どもは特に希望していなくて、最初はDINKSのつもりでした。
しかし30歳で可愛い赤ちゃんの夢をみてから子どもが欲しくなり、
32歳に出産。
子育ては大変だけど、時短を追い求め日々改良できているので、いい修行になります。
正直な所、キャリアを積みたかったです。
病気と仕事のトラウマで4年程ブランクがありキャリアから離れていました。
34歳でグラフィックデザイン3年程の実務経験で通用するのか。
34歳でデザイン業界といったらアートディレクターか独立している方が多いでしょう。
もうベテランです。
10年程の実力を持っているので、34歳で経験の浅い私では戦力になりません。
しかも、若い世代も頭が柔らかいので戦力になります。
経験が浅くても、トレンドを追う力、情報収集の上手さや最新機器はすぐ慣れるし、体力あるし、強いです。
この前はネットで中学生のwebデザイナーを見かけました。
他にもAIでデザイナーは何割か減るかもしれません。
34歳で経験が浅い私を取りたい会社があるのだろうか。
本気でずっと疑問でした。
しかし、私には誰にも負けない大きな強みがある事に気付きました。
しかもつい最近までそれに気づかずに、逆に大きな欠点だと勘違いしていました。
それは、とても細かいのです。
・持ち物はすべて黒に統一しないと落ち着かない
・ソファのクッションの角度を60°に揃えないと落ち着かない
・服はほぼ無地で、柄は1つまでと決めている
などMyルールが多いです。
一人で完結すればいいですが、
直近のスーパーの品出しで働いていた時にその細かい性質が仇となり、メンタルが疲れました。
スーパーでは私は細かすぎて、周りの社員・パートの行動についていけなくなりました。
(最初は周りに合わせたけど、大雑把さに耐えられなくなり関わるのが疲れました。
コミュニケーション能力は常に鍛えているので問題ないです。会社との相性の問題でしょう。
2年以上働いたので頑張った方です。)
スーパーの前はグラフィックデザイナーで細かい仕事だったので馴染みました。
やっぱり自分に合う仕事でないと心が疲れるんだと実感。
ある有名なアートディレクターも大変細かい人で、エピソードを聞いて安心しました。
事務所の打ち合わせする部屋にテーブルとイスがあり、
イスが等間隔に並んでいます。しかも定規で測って並べているそうです。
私も似たような感覚を持っていて、過去に今まで散々周りから「おかしい」と言われてこの細かさが大嫌いでした。
でも同じような考え方の人がいてホッとしています。
「あぁ、私は生きていいのだと。社会に出ていいのだと」
今までこの細かさを無くすために、あえて隠す人生を貫いてきたけど、
もうやめました。
逆に強みとなり、誰かの役に立つのだから堂々と出していきます。
私程細かい人は、過去に働いたデザイナーでもほとんどいませんでした。
細かい人、完璧主義者は仕事が遅くてできないというイメージを持たれがちですが、
私は早いとよく評価されています。
いや、元からは遅かったです。でも大学生の頃に鍛えたら早くできるようになりました。
仕事のクオリティも8割で終えているし、家事も8割どころか6割かもです。
34歳になり、デザイン経験が浅く、もう20代ではない。
こういうデザイナーが勝つ方法を具体的に考えました。
・10年以上経験のあるデザイナーにデザインの添削をしてもらう
1回では無く定期的に行うのがベストです。1ヵ月に1回と決めています。
できればココナラで実績のある人に見てもらいます。
他にもプロ以外の知人でもたまに見せるのも必要だと思います。
消費者という視点にもなるでしょう。
・デザイナー限定のオンラインサロンに入る
独学だと井の中の蛙になります。若手からベテランまで多くのデザイナーと交流し、トレンドやこれからのデザイン業界の流れを知ることができます。
常に私は時代遅れかもしれないという不安を消すことができるでしょう。
・毎日デザイン制作をする
現場から離れないように、もう既に働いている前提で行動します。
子どもを保育園に預けてからは仕事だと割り切ってスケジュール組んでいます。
毎日Illustratorなどで制作し、期限を決め、8割のクオリティに留める。
そして10年以上のベテランデザイナーにみてもらい、アドバイスを頂く。
また、デザインの強みを知るには多くのものを作るしかわからない事に気付きました。
・アートやデザインの歴史を知る
デザインを作るだけでは周りとは差ができないです。
なので歴史を学び、今の行動に活かすようにします。
遠い昔から現代でもあるデザインには大きな魅力があると感じます。
グラフィックに留まらず、インテリアやファッションなども見て、
シルエットや配色、マーケティングのやり方まで細かく分析できたらベストです。
(バウハウスがマイブームなので本を読み始めました)
以上です。
キャリアの浅い34歳で周りから遅れをとっている今、
戦力となるためには、ただ制作をするだけでなく質の良い情報にお金を出してまで触れることだと思います。
お金は後からついてきます。
35歳に向けて、後悔の無い1年でありますように。